2022年11月22日
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2022-11-22
date
Nov 22, 2022
summary
母親と面会、「この道より我を活かす道なし、この道をいく」
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tags
EM
テック
言葉
type
Post
Property
今日は母親との Line 面会の日だった。
ものすごい回復していた。
僕の名前はパッと出てこなかったけど、息子であることは理解していたし、パッと出てこないのはまだ言葉がうまく出てこないからなんだよと説明してくれたので、すごい回復だった。
会話も前回とは比べ物にならない。
ちゃんと会話になった。
僕はまるで犬のように、家の大掃除をしたところを説明して褒めてもらおうとした。
どこがどう変わったのかはちゃんと認識していて、それだけで嬉しかった。
家の斜め前のお友達のところに行けばなんでも教えてくれるよと言っていたが、やはり名前は出てこないようだった。
もう少ししたらリハビリが開始されると思うが、まだリハビリの病院は決まっていない。
18日に電話をくれるという話だったが、今日はすでに22日だ。
さらにいうと、今日の Line 面会はどうやら忘れられていたようだ。
15分待っても何も連絡がこないので、こちらから連絡した。
病院も忙しいのはわかるが、すっぽかされるのもなかなかである。
ただ、母親の状態が良かったので、気にしない。
明日はカーディガンを母親の病院に届けないといけないので、早めに寝よう。
こういう要求すらなんだかありがたいと感じる。
なんだか最近仕事について、つまりエンジニアリングマネージャーという職種を再考している。
ブルシットジョブはどこの会社でも存在するが、それをエンジニアリングマネージャーというポジションがそれをやらないといけないという最終的な受け皿になっている可能性がありなんだかモヤモヤとしている。
よくエンジニアリングマネージャーは「何でも屋」なんて揶揄されるときがあるが、まさにそれ状態になってしまっていて、さらにいろんな要求がくる場合がある。
あれもできた方がいい、こっちもやってほしい、逆に、あれはやらなくていいと言われたことがないのも面白い。
この状態なら、コードを書いてる方が達成感があるし、プルリクエストを投げて、今の最新のテックについて学ぶ方が手に職があって良い気がしてしまう。
やっぱりプログラマーの方が、将来含め良いのか。
プログラミングはいまだにしているので、腕は鈍っていないだろう。
とはいえ、エンジニアリングマネージャーという職種は好きだ。
僕は人に完全にフォーカスしたエンジニアリングマネージャーを目指していて、エンジニアリング・ピープル・マネージャーを謳っている。
あまり人に特化した人はいない。
人に特化したがる人もいない。
だからそこに僕はフィットすると思っている。
そう思ってくれてる人もいるが、 エンジニアリングマネージャーを何でも屋でなんでもやれと思っている人たちからしたらただの便利屋なんだろうなと思っている。
そうは問屋が卸さない。
「この道より我を活かす道なし、この道をいく」
武者小路実篤の言葉だ。
この言葉を僕は信念としているので、活かさない道は歩まない。
そこそこのブルシットジョブは良いが、全部はやらない。
でも、仲間とブルシットジョブとわかっていながら、笑い合いながら仕事をするのは好きだ。
そういう連中は、どんなにつまらない仕事も楽しくやる方に持っていってくれる。
まるで「ショーシャンクの空」の屋上のペンキ塗りのシーンのようにだ。
最近、そういう人と一緒に仕事をしていないな。
あるいは自分がそれなれていないかだな。
リモートワークなのも相まって、人との関係性が希薄だし、無駄な会話が圧倒的に少ない。
みんな効率化してる。
僕は非効率的に生きていくことを決めたので、そっちはそっちで楽しい。
もう少し再考してみよう。
ネガティブ・ケイパビリティについて考えている。
そして原始仏教についても調べている。
失敗したらどうしようは、怒りの煩悩。